【過去問解説(情報)】H26 第6問 ファイル・データ分析

今日は情報のH26第6問について解説します。

H26 情報 第6問

業務においてデータ変換や通信のための処理、あるいは、データを記憶装置に保存する処理過程で、圧縮と呼ばれる操作を行う場合がある。以下に示す処理過程の中で、圧縮操作として最も適切なものはどれか。
ア 音のアナログデータから一定時間間隔ごとにデータを取り出し、有限精度の数値に変換する過程。
イ 漢字をデータ化する際、偏(へん)や旁(つくり)を分類してコード化する過程。
ウ 通信のための伝送路を有効利用するために、複数のデータ信号を重ね、同時に伝送する過程。
エ デジタル化した画像データを記憶する際、同一データが連続するものを省略する過程。

解説

選択肢の説明の中から圧縮に関する説明を選ぶ問題です。

それでは早速、各選択肢を見ていきましょう。
選択肢アは、音のアナログのデータをデジタルに変更するPCMという処理についての説明で、圧縮とは言えません。よってこの選択肢は×と考えられます。

選択肢イは、文字コードについての説明ですので圧縮ではありません。よってこの選択肢も×と考えられます。

選択肢ウは、データの伝送路を有効利用するための多重化についての説明です。よってこの選択肢も×と考えられます。

選択肢エは、画像データの圧縮の説明です。ここで説明されているような同一データが連続するものを省略する方式はランレングス法といいます。

以上から、正解は選択肢エとなります。

 

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